交点をはじめる前から私たちも愛読している雑誌「nice things.」。
毎号のテーマにそって、丁寧な取材による文章と写真で、津々浦々のお店やつくり手さんといった世の中の物事を教えてくれる雑誌です。
たとえば最新号(2022年10月25日発売)は喫茶店特集。
どこに、何という、どんなお店があるのかという情報ももちろん知ることもできるので、喫茶店が好きな人にとってはガイドにもなると思いますが、でもそれだけではもったいない読み方かもしれません。
お店をつくった人や切り盛りする人が、どんな思いで、どんな経緯でそのお店をつくって、この先どんなことを見つめているのか…
載っているのはひとつひとつのストーリーなのですが、きっとそのどれかは誰かの暮らす上での、生きる上での気づきになることがあると思います。
私たちが「交点」をはじめるまでにも、大小さまざまな気づきをもらってきたと、振り返ってみるとそう感じています。
先日届いた最新号をぱらぱらと見てハッとしたのですが(今さらなのですが)、目次や見出しには、取材先の店名と並んで店主さんや切り盛りする人の名前も記されています。
もちろん他の情報誌でも文中に「店主の〇〇さんは」みたいに書かれることはよくありますし、取材対象が店主さん本人というケースでは見出しに名前を記されることもあると思います。
「nice things.」のこの見出しはそういった意味合いではなく、「お店=お店の人」というような意味合いのように想像します。
それが「人対人」の丁寧な取材の表れなのかなと思いますし、自然、記事は情報をなぞるだけの表層的なものではない深いものになるのだと思います。
・
そんな「nice things.」は、issue62(一時休刊をした後の復刊号)より交点でも取り扱っています。
全号揃ってはいませんが、それ以前の号も含めて店内で読んでいただけるように本棚に置いています。
発売日ごとに最新号も届きますし(季刊)、一部のバックナンバーもお求めいただけます(店頭在庫の限り。後述をご参照ください)。
また、交点からも散歩の範囲の「きららとしょかん明徳館(中央図書館明徳館)」さんの雑誌コーナーへも交点から雑誌スポンサー制度を利用して寄贈していますので、図書館でも読んでいただけます(配架と発売日のタイミングは異なるかもしれませんので詳しくは図書館でご確認ください)。
珈琲のお供に、日々のお供に、ぜひ。
・
【交点の「nice things.」在庫状況(2022年11月現在)】
issue62(復刊号) ×
issue63 ×
issue64 あり
issue65 あり
issue66 あり
issue67 ×
issue68 ×
issue69 ×
issue70(最新号) ×
Comments